知らなきゃ損する落とし穴Blog

2012.03.07更新

みなさん、こんにちは。
名古屋市熱田区金山の税理士の笘原(とまはら)です。

本日のテーマは「でんさい」です。

電子債権の通称です。

手形を電子データで管理し、決済をしましょうという仕組みです。

法律的には異なりますが
「ファクタリング」をイメージしていただければ近いです。

全銀協が「手形型電子記録債権サービス」を
平成24年(2012年)5月14日から開始します。

メリット

・印紙税がかかりません 
 現物の手形は印紙税法の課税文書に該当します。
 でんさいはWEB上で流通する(正確には「でんさいネット」に記録される)ため、
 文書ではありません。
 そのため、印紙税の負担はなくなります。
 もちろん、WEB上で流通するため領収書も不要です。

・管理コストが軽減されます
 手形を大切に金庫に保管したり、銀行の得意先係の方に渡したり、
 紛失・盗難のリスクがあるため、扱いには神経を使います。
 手形を郵送する場合の郵送コストも軽視できません。

・必要な分だけ割り引ける
 1, 000万円の手形のうち
 300万円だけを割り引いて現金化する
 400万円だけを他の会社に譲渡する
 (現物手形でいうところの裏書手形、回し手形とも通称されます)
 このように、現物の手形ではできなかった、額面の分割ができます。

デメリットは特にありません。
ただし、インターネットなどの環境になじみのない方は慣れるまでが大変かもしれません。

自社が「でんさい」を振り出す場合は、
金融機関の審査が必要です。現物の手形と同じですね。

自社が「でんさい」を受け取る場合は、金融機関への届出が必要です。

個人的には、売掛金も「でんさい」の動きが進めば
資金繰りが改善される会社も増えると期待しています。

金融機関の方に伺いましたら
5年後には
現在の流通している手形のうち50%くらいは
でんさいに置き換わるのではと予想されていました。

詳しくお知りになりたい方は、銀行の得意先係の方に聞いてみましょう。

開業準備中の方は
こちらのサイトをご参考ください。
http://www.densai.net/

ファクタリングについてはウィキペディアではこのように紹介されています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0



クライアント様におかれましては
担当者までお気軽にお申し付けください。


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銀行融資などの資金調達についてもサポートしています。

投稿者: 笘原拓人税理士事務所

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