面白くて“トマ”らないBlog

2012.06.28更新

みなさん、こんにちは。
名古屋市熱田区金山の税理士の笘原(とまはら)です。

開業、起業、後継者、会社設立をしたばかり又は準備中の若手経営者のためのブログです。

【損益分岐点売上高】

固定費と損益分岐点売上高の関係を説明します。
損益分岐点売上高は非常に応用範囲の広い考え方ですので
是非、マスターしていただければと存じます。
※おさらいですが固定費は地代家賃や給料手当など売上が0円でも発生する経費です。

損益分岐点売上高とは
利益が±0になる売上高をいいます。


例えば
Aさんが新しいビジネスを始めます。
Aさんの新しいビジネスの前提ですが
粗利率が40%(原価率が60%)の商品を販売します。
毎月の固定費が100万円かかります。

毎月の損益分岐点売上高はいくらでしょうか?

答えは、250万円です。

売上高             250万円
変動費(売上原価)    △150万円(250万円×60%)
粗利(売上総利益)    100万円(250万円×40%)
固定費(販売管理費) △100万円
営業利益                   ±0円

算式で表現しますと
損益分岐点売上高=固定費(販売費及び一般管理費)÷粗利率(売上総利益率)
で算出することができます。

上記のAさんに当てはめますと
250万円=100万円÷40%
となります。

250万円以上の売上高が獲得できて初めて利益が生まれます。
250万円以下の売上高ならば、利益がマイナス、いわゆる赤字になってしまいます。

最低限の目標となる売上高の目安となります。

ご自身の会社の決算書をひっぱり出してきて、
固定費と損益分岐点売上高の正しい数字を把握しましょう。

この損益分岐点売上高の考え方は
・起業するとき
・新しい店舗を増やすとき
・新たに設備投資をするとき
・広告費を投入するとき
などにも応用ができます。

次回は、固定費の削減が損益分岐点売上高に与えるインパクトについて書きたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。






画面右上にバックナンバーがあります。




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投稿者: 笘原拓人税理士事務所

2012.06.15更新

みなさん、こんにちは。
名古屋市熱田区金山の税理士の笘原(とまはら)です。

開業、起業、後継者、会社設立をしたばかり又は準備中の若手経営者のためのブログです。

【営業利益と販売費及び一般管理費の関係】

【本業利益グループ】
売上高
△売上原価
売上総利益
△販売費及び一般管理費
営業利益

いきなりですが
本日のポイントです。
それは
一般的に
販売費及び一般管理費は
【固定費】で
ある

ということです。

固定費であるということは
売上高が0円でも
支払が発生するという事です。


この事実は重いです。

ちなみに、すべての費用は変動費と固定費に分かれます。
変動費については2月20日、24日、27日のバックナンバーをご参照ください。

固定費が0円の会社の場合
売上が0円でも赤字にはなりません。
営業利益は0円です。

売上総利益                  0万円
△販売費及び一般管理費(固定費)   0万円
営業利益                    0万円
算式:営業利益=売上総利益-販売費及び一般管理費(固定費)
   0万円=0万円-0万円

固定費が0なら
売上を獲得しなければならないプレッシャーも0です。


固定費0は現実的にはないでしょうが、
固定費の大小は営業利益に大きな影響を与えます。
たとえば、
同じビジネスをしているA社とB社があります。

≪A社≫
売上総利益                  300万円
△販売費及び一般管理費(固定費)   500万円
営業利益                  △200万円
算式:営業利益=売上総利益-販売費及び一般管理費(固定費)
   △200万円=300万円-500万円

≪B社≫
売上総利益                   300万円
△販売費及び一般管理費(固定費)    100万円
営業利益                    200万円
算式:営業利益=売上総利益-販売費及び一般管理費(固定費)
   200万円=300万円-100万円

同じ売上総利益でも
販売費及び一般管理費(固定費)の大小により
営業利益は変わります。

固定費が少なければ少ないほど
利益が出やすい筋肉質の会社であるといえます。

仮に、値引き競争にさらされた場合(それにともない売上数量の増加がないと仮定した場合)
A社は値引きする余力がありませんが
B社は値引きする余力があります。
当然、競争をするうえでB社のが有利です。

あたり前ですが
このあたり前きちんと意識されていますでしょうか?
自社の
販売費及び一般管理費(固定費)が
1年間(1月)にいくらかかるか
正確にご存知ですか?


売上高を上げる
売上総利益を上げるのは
得意先や消費者があってのことなので
とても大変です。

固定費を削減することも大変ですが
効率化、無駄、贅沢、見栄を削減することを意識して
固定費を削減する
固定費が増加しないようにする
意識して取り組んでいただけたらと存じます。

もう一つ大切な事ですが
固定費が分かれば
自分がいくら売上(粗利)を獲得しなければいけないか
(専門的には損益分岐点売上高といいます。)

が自動的に分かります。
損益分岐点売上高が頭に常に入っている
というのも経営をしていく上でとても大切です。

なお、損益分岐点売上高については今後詳しく書いていきたいと思います。




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投稿者: 笘原拓人税理士事務所

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