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2018.08.09更新

今回は、『アドラー心理学から学ぶ上司が部下に不適切な行動をとる理由』についてお伝えしたいと思います。

人は失敗から学び、成長していく生き物です。
それは、職場における部下においても同様です。
そのような中での上司の役割は

部下の失敗の原因を究明する
→それを対策して部下の成長を促す
→業務改善につなげる
ことです。

しかし、中には部下の些細な失敗について部下の人間性まで否定し、他の社員に聞こえるように執拗に罵倒したりする上司がいます。
それが繰り返されると、仕事への自信や意欲を失い、休職や退職、ましてや自殺まで考えるほど追いつめられることもあります。
また、他の社員までもが委縮して伸び伸びと働けなくなり、職場全体の士気が下がる恐れもあります。
それでは冷静に考えれば、それが自分の評価を落とすことになるにも関わらず、なぜそのような行動を起こすのでしょうか?

原因はその上司の内面のコンプレックスにあります。
コンプレックスの原因は様々ですが、上司は自分の心を直視してコンプレックスを克服するのではなく、自分の問題から目をそらすために部下の失敗を攻め立て、自分の精神の安定を図ろうとしているのです。

これを心理学では投射といいます。

他に、部下に優しすぎる上司もいます。
少子化を背景にしたほめて伸ばす風潮の下、親に叱られたことのない若者が増えています。
そのため、遅刻を平気で繰り返す等、社会人としての基本ができていない人もいます。
そんな社員の存在も、職場全体の士気を下げる原因になります。

けれども、指導する立場にある上司が見て見ぬ振りをする場合も少なくありません。
そのような上司は、部下がミスをしても、叱って訂正させるのではなく、自分で直し、部下とのいざこざを回避しようとします。

一般的に、部下から上司にどうみられているかを気にするよりも、上司から部下がどうみられているかを気にする傾向にあります。その傾向の強い人ほど、部下に優しくします。

このような上司は、自己肯定感が低いという特徴があります。

経営者の方々は、部下との適切な関係をはかれていない中間管理職の方々にアプローチをし、会社全体の士気を高めていきましょう!

名古屋市中区 笘原拓人税理士事務所  執筆者 大藏陽子

投稿者: 笘原拓人税理士事務所

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